弊社本社工場の従業員1名が「令和6年度文部科学大臣表彰 創意工夫功労者賞」を受賞しました。
本賞は「優れた創意工夫により職域における技術の改善向上に貢献した者」を対象とした名誉ある賞です。
平成27年度初応募、初受賞以来、9度目の受賞となりました。受賞者名ならびに対象となった業績は以下のとおりです。
受賞者:山中 郁哉

業績名:ローラ溶接部品の同芯度を向上させた治工具の考案
円筒形の部材の中心に軸を通して溶接する際には高い精度が求められますが、部材の外径寸法の個体差により芯振れが発生していました。
この問題を解決するため、部材寸法の個体差に影響されずに軸心の位置合わせが確実にできる溶接治具を考案しました。この治工具の導入により、芯振れによる不具合が無くなり、それに伴う修正作業も不要となりました。
この問題を解決するため、部材寸法の個体差に影響されずに軸心の位置合わせが確実にできる溶接治具を考案しました。この治工具の導入により、芯振れによる不具合が無くなり、それに伴う修正作業も不要となりました。
ハンドル操作によりベアリングの位置を調整することで、部材寸法の個体差に応じて軸心を合わせることが可能です。
三重県庁のホームページに掲載されていますのでご参照ください。