高品質サイレージづくり!
微細断された収穫作物を高密度に圧縮し、ネット方式によりスピーディに結束、梱包。フレッシュなままの作物を、素早く高密度(乾物密度 約180~200㎏/m3)に梱包することで、高品質なロールベールに仕上げることが可能です。
飼料用トウモロコシ収穫
飼料用イネ収穫
刈取部 マルチヘッダ SMR-MH5
マルチヘッダ採用で、従来機以上の刈取性能を確保!
飼料用イネ、ムギの長稈品種、トウモロコシ、ソルゴーなど長大作物の刈取りに対応したマルチヘッダを搭載しました。
作業幅180㎝
ハーベスタ部
省エネアップカット方式採用
理論切断長を4段階に調整が可能です。
切断長の設定は、スプロケットの交換で簡単に行えます。
最小6㎜/11㎜/19㎜/最大29㎜
シュート部の耐久性が向上
シュート部の形状を見直すことで、吹上性能が向上しました。
タチシュート部のインナーやシュートヘッド部の材質をステンレスに変更し、デフレクタ部に耐摩耗鋼を採用することで、耐久性が向上しました。
ベール成形室
- 2m3のホッパを搭載し、成形室へ収穫作物を自動供給します。
- ネット結束時もノンストップで刈取りが行え、作業の効率化が図れます。
- チェンバー方式により、低馬力で高密度に圧縮、梱包が可能です。
運転操作部
- 丸ハンドル仕様で緩やかなターン、ブレーキターン、スピードターンなど自在な方向転換が可能です。
- シフトレバーにベール放出スイッチを設け、手動操作の際はシフトレバーから手を放さずに作業を行うことが可能です。
≪モニター+各種カメラ≫
3台のカメラにより、後方、右後方、ホッパ内の様子を同時に運転席でモニタリングできます。
≪刈刃の回転警報≫
作業クラッチを切った後、刈刃やシリンダナイフが惰性で回転し続けている間に、警報を鳴らしてお知らせします。
多機能コントロールボックス
- コントロールボックスは、従来機よりもシンプルで、使いやすい1画面構成のレイアウトに変更しました。
- 夜間でも画面が見やすいバックライト付きの液晶ディスプレイを採用しています。
- 音声ガイダンスにより、作業状態を音声でお知らせします。
走行部
- ワイドクローラは、幅550㎜×接地長1,845㎜ 平均接地圧 27.1kPa で湿地でも直進、旋回性に優れています。
- 車体水平制御で、車体の左右を水平に保ち、湿田作業も安定して行えます。
≪尿素SCRシステム≫
台車部のエンジンに尿素SCRシステムを搭載。
排ガス中の有害なNOx(窒素酸化物)を化学反応によって無害な窒素と水に分解します。
メンテナンス・その他
≪添加装置≫
乳酸菌などの発酵促進剤を添加する装置です。
動作は作業クラッチの入切や作物の供給に連動します。
タンク容量20リットル
≪自動注油装置≫
電動ポンプで全てのチェンに注油を行います。
≪ポリタンク置台≫
給油時に便利なポリタンク置台を新設しました。
≪ガルウィングカバー≫
機体両側のカバーは、上下に開閉するガルウィング方式。ネットの交換やメンテナンス作業が容易に行えます。
※本機は緊プロ事業に基づき開発された汎用型飼料収穫機をさらに発展させた機械です。
※微細断機構は農研機構・西日本農業研究センターとの共同開発によるものです。
※仕様及び写真は改良のため予告なく変更する場合があります。