ハイグレードWCSづくりに!
収穫した飼料用イネを細断・混合し、高密度に圧縮・梱包することで、良質なイネWCS(ホールクロップサイレージ)に仕上げることができます。牛の咀嚼時間と消化のバランスが良いサイレージを作ることができます。
ベールサイズ 直径100×幅85㎝※1
ベール質量 約300~320㎏※2
※2 含水率約60%の場合
稈長※3「65㎝の短稈」から「150㎝の長稈」まで対応
長稈品種対応
飼料用イネの特徴である長稈品種も、稈長150㎝まで対応可能です。
短稈対応
短稈(稈長65㎝以上)でも刈取部から搬送部への受け渡しがスムーズです。
※3 地面から穂首までの長さを表しています。

細断・混合でムラ無く高密度梱包
①ディスクカッタ
理論切断長3㎝に作物をカットします。
②ダブルディスク
穂先と株元を混合します。
③チェンバー方式
細断・混合した作物を高密度に圧縮します。
④ネット装置
ロスを少なく速やかに結束します。

湿田での作業に強い足回り
旋回モード切替
「湿田モード」位置にセットすると旋回時に自動減速を切り、ゆるやかな旋回が可能です。
自動水平制御(UFO)
機体左右の傾きを水平に保ちます。
ワイドクローラ(幅550㎜×接地長1,750㎜)
接地圧が低く、スムーズに走行・作業が可能です。

添加装置を標準装備
乳酸菌を自動的に噴霧する添加装置を標準装備しています。
乳酸菌を添加することで乳酸発酵を促進し、より良質なサイレージに仕上げることができます。

コントロールボックス標準装備
ネットの巻数設定が簡単に行える他、電子カウンターや、エラーメッセージが表示され、運転席で容易に機械の操作・確認ができます。

ベーラ駆動スイッチ
ベール放出時にリヤケースからベールが落ちない場合、チャンバを開けたままベーラ駆動スイッチで成形室を駆動させてベールを落ちやすくします。
※スイッチはキャビン内の前方右側に設置

バックモニタ
機体後部に2台の小型カメラを装備。
ハンドル中央の液晶モニタでベールの排出状態等が確認できます。

※細断型ホールクロップ収穫機の開発にあたっては、(独)農研機構中央農業総合研究センターとの共同研究成果である「特許名:自走細断型ホールクロップ収穫機、特許番号:4672642号((独)農研機構との共同出願)」が利用されています。また、緊プロ事業に基づき生物系特定産業技術研究支援センターと共同開発された細断型ロールベーラのロール成形室を搭載しています。
※仕様及び写真は改良のため予告なく変更する場合があります。