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山形県最上郡真室川町
佐藤 和彦 様
佐藤さんは、山形県の最北端に位置する豪雪地帯、真室川音頭で有名な真室川町で奥様と息子さん、佐藤さんの弟さんの4人で、90頭の搾乳牛をはじめとする160頭の牛を飼育されています。
佐藤さんは牧草12ha、デントコーン8haを作付け、稲ワラ(生ワラ)も10haを自給飼料として収穫されています。
そして、デントコーンロールサイレージ、飼料米によるSGS(モミを粉砕したサイレージ)、飼料米収穫後の稲ワラ(生ワラ)を収穫した稲ワラサイレージとエコフィード(食品残渣飼料)を利用した発酵TMR等、耕畜連携を活かした先進的な自給飼料生産技術に積極的に取組んでおられます。
佐藤様の声
SR1010(自走ロールベーラ)
真室川地区は秋の稲ワラ収穫時期の天候が安定せず、圃場条件が悪く、なかなか効率的に作業が進まず苦労しており、以前より中型クラスの自走ロールベーラの導入を考えていました。今秋導入して、
- 湿田でも沈まず、圃場を傷めないので、区画の狭い圃場でも楽々作業が出来る。
- キャビン仕様なので埃まみれにならず快適に作業出来る。
- ネット梱包なので作業が早い。
よって、今年の天候不安定ななか、約10ha分の稲ワラサイレージを作ることが出来ました。



MW1210(細断型コンビラップ)
デントコーンサイレージの腐敗ロスが極端に少なくなり、年間を通して高品質のデントコーンサイレージを給与出来るようになりました。さらに、デントコーンをロールラップサイレージにすることで屋外保管が可能となり、作付面積を増やすことが出来ました。
また、発酵TMRもまとめて作り置きが出来、固体管理が出来るので非常に便利です。

2011年12月8日
レポート/東北営業所 穴口将行