
福島県安達郡大玉村
國分農場有限会社
会長 國分 俊作 様
1300頭の和牛を支える、福島県の畜産拠点
お客様の紹介
國分農場有限会社様は、1969年に福島県二本松市で母豚5頭から養豚業を開始されました。
1976年には現在の大玉村に拠点を移し、1984年には養豚からホルスタイン種の肉牛肥育へと事業転換。1990年には交雑種600頭を肥育する規模にまで拡大し、2008年には和牛肥育に完全移行。2025年現在では約1300頭の和牛を肥育する福島県有数の畜産経営体へと発展されています。
また、自給飼料の生産にも力を入れておられ、牧草20ha・稲ワラ50haの飼料作付けを通じて、安定した飼養環境を維持。規模の大きさだけでなく、持続性と自律性を備えた畜産経営が特徴です。
所有作業機
エサづくりVC1311NB、TR5580、WM1601R
土づくり
DL7000G
地域の特徴
大玉村は、福島県の中通り地方の中央部に位置し、安達太良山のふもとに広がる自然豊かな地域です。清らかな水と肥沃な土壌に恵まれ、古くから良質な米や蕎麦をはじめとする多彩な農産物の生産が盛んです。現在は、これらの特産品を活かした加工品や地域ブランド化にも注力し、地域資源を活かした持続可能な農業が展開されています。
また、「日本で最も美しい村」連合に加盟。四季折々の風景や、地域に根差した暮らしの美しさが評価されています。民家を周りに植えられたスギやケヤキの屋敷林「いぐね」は、風よけや防火の役割を果たすとともに、独自の農村景観を形成しています。
國分様の声
可変径ロールベーラ VC1311NB
以前はベール径100~115cmクラスの側巻きタイプを使っていたのですが、ベールの数が増えて保管スペースの確保に本当に苦労していました。VC1311NBはベルト式の芯巻きタイプで高密度に梱包できるので、同じ草量でもベールの個数が減り、保管効率が大きく改善しました。
また機体はタイヤ幅が広くて重量バランスも良いので、稲ワラ収穫のように足場条件が悪い圃場でもスムーズに作業でき、大変重宝しています。
ロールベーラ以外の作業機についてもタカキタ製品を使用していますが、TR5580やWM1601R、DL7000Gなどの作業機も作業効率が良く、使いやすさや性能の高さに満足しています。



2025年5月1日
レポート/南東北営業所 友田喜丈