鳥取編 イネホールクロップサイレージへの取り組み(1) 「こだわり鳥取牛」

「こだわり鳥取牛」

安心にこだわったエサづくり鳥取県畜産農業協同組合

冊子写真

「安全で安心できる牛肉の提供を…」

「…だから、牛に与えるエサは……国産重視です!」

鳥取県畜産農業協同組合(鳥畜)は、「食の安全性」にこだわった。

鳥畜は、イネホールクロップサイレージに、各種飼料を混合した発酵TMRの生産に立ち上がった。

鳥取県畜産農業協同組合

鳥取市に事務所を構える鳥取県畜産農業協同組合(鳥畜)は、120戸の畜産・酪農家の組織だ。

牛の哺育・育成指導などを行う「生産指導事業」、美歎(みたに)牧場・保育センターの運営を行う「生産事業」、「食肉処理加工販売事業」を展開し、京都生協などへ牛乳・牛肉を販売している。

鳥取県畜産農業協同組合

イネの苗

今年、鳥畜は、イネホールクロップサイレージに各種飼料を配合した発酵TMRを給餌した新ブランド牛、「こだわり鳥取牛」として本格的に出荷を始めた。

事務所横の通路には、倍増する作付面積に植える飼料イネの苗が、大事に育てられていた。